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14日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受けて売りが広がり、反落。
パウエル議長はこの日夕方の講演で、米経済は堅調で「利下げを急ぐ必要があるというシグナルを発していない」と説明。今後の利下げペースを慎重に判断する姿勢を示した。
5日の米大統領選の投開票後に大幅上昇していため、利益確定売りが出やすい状況で、パウエル議長の講演を受けて一段と値下がりした。
米労働省が14日発表した10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇と、市場予想(ロイター通信調べ)と一致。ただ、前年同月比(季節調整前)は2.4%上昇と予想(2.3%)を上回った。
また、米新規失業保険申請は9日までの1週間で前週比4000件減の21万7000件と市場予想を下回り、労働市場の底堅さが示された。
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