✅ダウ+0.28%
✅ナス+0.39%
✅SP500+0.40%
29日のニューヨーク株式相場は、米半導体大手エヌビディアの決算が好感され、反発。
エヌビディアは3%超高とハイテク株をけん引。
前日の取引終了後に2025年2~4月期決算を発表し、売上高は四半期として過去最高となった。人工知能(AI)向け半導体の需要の底堅さが示される中、この日のダウ平均は買いが先行した。日系証券筋は「同社がAI半導体分野で主導権を握っていることが改めて確認された」と語った。
また、トランプ政権が発動した相互関税について、米国際貿易裁判所は28日、「違法で無効」と判断し、差し止めを命じる決定を下したことも相場の押し上げ材料となった。
ただ、29日午後には連邦巡回区控訴裁判所が判決を一時的に停止することを命じたと報じられ、市場では「高関税政策が撤回される状況にはなっておらず、値上げなど企業の対応が引き続き注目される」(同)との声が聞かれた。

コメント