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週末21日のニューヨーク株式相場は、まちまちな内容の米経済指標を受けて方向感に欠ける中、小幅続伸。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比25億7479万株増の「36億330万株」。
この日発表されたS&Pグローバルの米製造業・サービス業購買担当者景況指数(PMI)は市場予想を上回ったものの、民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した米景気先行指標総合指数は前月から低下した。
強弱の入り交じる内容だったことから、一進一退の状況が続き、ダウの上値は総じて重かった。
一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げ期待を背景に、長期金利の上昇が一服したことは相場にプラスに働いた。
金融株では、JPモルガン・チェースは1.2%安、ゴールドマン・サックスは1.7%安と、相場の足かせとなった。金融危機時に備えた破綻処理計画を巡り、両行は米金融当局から不備を指摘された。
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