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連休明け30日のニューヨーク株式相場は、米債務上限引き上げに向けた法案審議の先行きに懸念が広がり、反落。 バイデン大統領と野党共和党のマッカーシー下院議長は28日、債務上限の引き上げについて最終合意した。次の焦点は合意を踏まえた法案が議会を通過するかだが、共和党が多数派を占める下院での審議は難航も予想され、市場参加者は警戒を強めた。
債務上限引き上げに伴い「財務省が財源確保のため大量の短期国債を発行し、市場から資金が一気に吸い上げられるのではないかという不安が広がった」(日系大手証券)といい、相場の重荷となった。米利上げ観測の高まりも圧迫要因だった。 米半導体大手エヌビディアはこの日も3.0%続伸してナスダック全体の上昇を主導。 人工知能(AI)関連事業に強い点が好感され、同社の時価総額は一時1兆ドル(約140兆円)に達した。他のハイテク株も多くが値上がりした。
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