米国株 NYダウ小幅続伸、2ドル高。雇用統計控え様子見。

✅ダウ+0.01％

✅ナス+0.76％

✅SP500+0.35%


6日のニューヨーク株式相場は、翌日発表される米雇用統計を控えて様子見ムードが広がる中、小幅続伸。 朝方明らかになった最新週の新規失業保険申請件数は前週比減少したものの、市場予想を上回った。 今週これまでの米雇用関連指標でも労働市場の過熱感の弱まりが示唆されており、景気減速への警戒感が台頭。米連邦準備制度理事会（FRB）による急激な金融引き締め政策の影響が実体経済に表われているとの見方が広がり、ダウは軟調に推移した。 ただ売り一巡後は下げ渋り、米長期金利の落ち着きを背景にハイテク株に買いが入り、取引中盤にはプラス圏に浮上。ただ、7日に発表される雇用統計を見極めたいとして様子見気分が強く、終盤は前日の終値を挟んで方向感に乏しい値動きが続いた。 7日午前公表の雇用統計に注意が集まっているが、同日の米株式市場はグッドフライデー（聖金曜日）のため休場。