米国株ダウ小反発、22ドル高。巨大IT決算控え様子見。

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✅ナス+0.11％

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21日のニューヨーク株式相場は、週明けに予定されている巨大IT企業の決算発表を控えて様子見姿勢が広がる中、小反発。

米家庭用品大手プロクター・アンド・ギャンブル（P＆G）が朝方発表した決算発表で、2023年6月期の通期売上高見通しを上方修正した。

インフレの中でも堅調な売り上げを見込んだことを好感し、株価が大きく上昇。ダウ平均の下支えとなった。

ただ、週明けにはマイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど、時価総額が大きい巨大IT企業の決算発表を控え、積極的な売買はみられず、ダウ平均は方向感を欠く展開となった。

S＆Pグローバルが午前発表した4月の製造業とサービス業を合わせた米購買担当者景況指数（PMI）は53．5と前月から上昇した。

一方で、コンファレンス・ボードが前日発表した3月の米景気先行指標総合指数は前月から1．2％低下した。経済指標の強弱が入り交じる中、米連邦準備制度理事会（FRB）の金融政策の先行き不透明感が強まっていることが、相場の重荷となっている。