✅ダウ-0.70%
✅ナス+0.18%
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24日のニューヨーク株式相場は、決算内容が期待外れだった米コンピューター大手IBMが売り込まれ、反落した。
ナスダック総合指数は37.94ポイント高の2万1057.96と、2日連続で史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5190万株減の11億3258万株。
IBMが前日引け後に発表した2025年4~6月期決算は、生成AI(人工知能)関連が好調だったものの、ソフトウエア部門の業績が予想を下回った。これが嫌気された同株は7%超安と急落。相場の足を引っ張った。
増収増益決算だった米複合企業ハネウェル・インターナショナルも6%超安と振るわなかった。通期業績予想は上方修正されたが、「トランプ米政権の高関税政策の影響」(市場参加者)が懸念され、売りが先行した。
日米関税交渉合意を好感した買いが膨らみ、ダウは23日、昨年12月に付けた史上最高値に迫った。
この日は高値警戒感から利食い売りが進んだことも相場を抑えた。
生成AIの成長期待や、決算内容が比較的堅調だったグーグルの親会社アルファベットがナスダックを押し上げた。
ダウ構成銘柄は、医療保険の不正疑惑を巡り司法省から捜査を受けていることを認めたユナイテッドヘルス・グループが4.8%安、ボーイングが1.1%安、マクドナルドが1.2%安。

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