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米国株 ダウ大幅反落530ドル安、FRB議長会見後に売り

米国株式

✅ダウ-1.63% ✅ナス-1.60% ✅SP500-1.64% ニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見後に売りが強まり、大幅反落。FRBはこの日まで2日間の日程で開いていた金融政策会合で、市場の大方の予想通り0.25%の利上げを決めた。同時に公表した声明文では、「継続的な利上げが適切」との表現を「いくらか追加的な金融引き締めが適切」に修正した。声明が「ハト派寄り」(米エコノミスト)だったと受け止められ、発表直後は株価がやや上昇する場面もあった。 その後の会見で、パウエル議長は「会合参加者は利下げを想定していない」「利下げは我々のベースケース(基本的な見通し)にはない」などと発言。発言を嫌気したとみられる売りが出て、ダウ平均はマイナス圏に沈んだ。 また、イエレン米財務長官が、シリコンバレー銀行など米中堅銀行2行の破綻に絡み、「保険対象外の預金を保護することは考えていない」と議会の公聴会で発言。金融株を中心に売りが加速し、株価は引け直前に下げ足を速めた。

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