✅ダウ+1.07%
✅ナス+2.50%
✅SP500+1.66%
23日のニューヨーク株式相場は、米中貿易摩擦が緩和に向かうとの期待感から買いが膨らみ、続伸。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億4706万株増の12億3137万株。
この日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は関係筋の話として、トランプ米政権が対中追加関税の引き下げを検討していると報道。およそ50~65%に引き下げられる可能性があるという。
またベセント米財務長官は一部記者団に対し、「米中とも緊張を緩和する必要がある」と説明。まずは双方が高関税を引き下げ、その後で貿易交渉に入る「2段階方式」を提示した。
トランプ大統領は22日には記者団に、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を「解任するつもりはない」と言明していた。
FRBの独立性や米中貿易戦争を巡る懸念が和らぐ中、幅広い銘柄に買いが入り、ダウは一時約1190ドル上昇し、4万ドルの節目を回復した。
個別銘柄では、実業家イーロン・マスク氏が率いるテスラは5.4%高。マスク氏は前日の決算説明会で「政府効率化省(DOGE)」で活動する時間を大幅に減らすと述べた。
四半期決算をこの日発表したボーイングは6%超上昇した。エヌビディアは3.7%高、アマゾンは4.3%高。
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