✅ダウ+0.37%
✅ナス+0.83%
✅SP500+0.38%
休場明け29日のニューヨーク株式相場は、消費の先行きを占う年末商戦が本格化する中、反発。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比1億8410万株減の6億5428万株。
この日小売り各社はセールを本格的に始めた。根強いインフレを背景に出費に慎重な家計が増えているものの、商戦への期待感を背景に小売り最大手ウォルマート、アマゾン・ドット・コムなど消費関連に買いが入った。
長期金利の低下基調や、物価抑制と成長実現を両立する米景気の軟着陸見通しも相場を押し上げた。
前営業日に続きダウは一時4万5000ドル台に到達。投資家が重視するS&P500種株価指数も最高値を更新して引けた。半導体株なども買われた。
感謝祭翌日のこの日は午後1時までの短縮取引だった。
一方、トランプ次期米大統領が宣言した中国製品などの関税引き上げは、輸入価格の上昇を通じて、インフレを再燃させる懸念がある。ただ、関税政策が現実的な路線に落ち着くとの観測を背景に、「相場は年末まで上昇し続ける」(日系証券)との声も聞かれる。
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