✅ダウ+0.14%
✅ナス+1.37%
✅SP500+0.79%
18日のニューヨーク株式相場は、米物価指標にゆがみが生じたとの見方が広がり、売り買いが交錯する中、5営業日ぶりに反発。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4727万株減の12億7465万株。
米労働省が朝方発表した11月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇と、伸び率は9月の3.0%から鈍化した。縮小は4月以来7カ月ぶりで、市場予想の3.1%上昇も下回った。
米連邦準備制度理事会(FRB)が来年も利下げを継続するとの期待が保たれ、ダウの上げ幅は一時500ドルに迫った。
ただ、過去最長に及んだ政府閉鎖の影響で当局のデータ収集が遅れた結果、CPI上昇率は「異様に低く出た」(日系証券エコノミスト)との懸念が浮上。物価動向を慎重に見極めたいとの思惑から、買いの勢いは失速した。
一方、半導体マイクロン・テクノロジーが前日開示した底堅い決算をきっかけに、巨額の人工知能(AI)投資を巡る警戒感が後退。ハイテク株の買いが先行し、ナスダックが大きく押し上げられた。
ダウ構成銘柄は、エヌビディアが1.9%高、アマゾン・ドット・コムが2.5%高、マイクロソフトが1.7%高。シェブロンは1.2%安、ユナイテッドヘルス・グループは1.1%安、JPモルガン・チェースは0.6%安だった。
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