✅ダウ-1.18%
✅ナス-0.84%
✅SP500-0.91%
週明け17日のニューヨーク株式相場は、人工知能(AI)への巨額投資に警戒感が広がる中、19日に決算発表を控える半導体大手エヌビディアの売りが先行し、大幅続落。
ダウは3営業日続落となり、下げ幅は計1600ドルを超えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比7032万株増の12億2514万株。
AI投資を巡っては、収益向上に関する懐疑的な見方や、人員削減につながるとの懸念がくすぶる。
企業の財務悪化リスクも相まって、ハイテク株がけん引してきた相場に逆風が吹き付けている。エヌビディアやIBMなどAI関連株の売りが相場を押し下げた。
AI相場にブレーキがかかる中、エヌビディアの8~10月期決算に注目が集まる。業績が市場予想を上回り、投資家心理の冷え込みに歯止めがかかるかどうかが焦点。
相場が息を吹き返すには「強気の業績見通し」(市場参加者)が欠かせないとの声も聞かれる。
一方、ニューヨーク連邦準備銀行が発表した11月のニューヨーク州製造業景況指数は総合で18.7と、前月(10.7)から上昇、市場予想(6.00)を大幅に上回った。景気の底堅さを示唆する内容だったことが好感され、ダウやナスダックなどがプラス圏に浮上する場面もあった。
ハイテク株が苦戦する半面、グーグルの親会社アルファベットは3.1%高。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの同株取得が明らかとなったことが買い材料となった。
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