✅ダウ+1.01%
✅ナス+1.14%
✅SP500+0.79%
週末24日のニューヨーク株式相場は、米物価指標が市場予想を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げが確実視される中、続伸。
ダウは、史上最高値を更新して取引を終了。終値として初めて4万7000ドル台に乗せた。
ナスダックも最高値を更新。
S&P500も最高値を塗り替え。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6626万株減の10億3641万株。
米労働省が朝方発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%上昇と、伸び率は前月から拡大。トランプ米政権の高関税政策による物価上昇圧力の根強さを示唆する内容だったが、伸び率は予想を下回った。
このためFRBが来週の金融政策会合で追加利下げに踏み切るとの観測が維持され、金融やハイテクなどの銘柄の買いが膨らんだ。ダウの上げ幅は一時600ドルに迫った。
人工知能(AI)の成長拡大見通しに加え、堅調な企業決算や、今月末の米中首脳会談で貿易協議が進展するとの期待感も相場を下支えした。
ただ、物価上昇率はFRBが目標とする2%から遠ざかるばかり。
市場では「来年半ばまでインフレの根強さが残る」(米金融大手)との警戒感も依然としてくすぶっており、相場が今後、調整局面を迎える可能性もある。

 
  
  
  
  






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