✅ダウ+0.43%
✅ナス+0.37%
✅SP500+0.26%
9日のニューヨーク株式相場は、米雇用情勢の減速が鮮明となる中で連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを進めるとの観測から、続伸。
ナスダック総合指数は連日で最高値を突破して引けた。
投資家が重視するS&P500種株価指数も史上最高値を更新して取引を終えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億1183万株減の10億1489万株。
米労働省は、雇用統計の年次改定で、基準となる2025年3月時点の非農業部門就業者数を従来から91万1000人下方修正したとの暫定的な見直し結果を発表した。
労働市場の勢いがこれまで公表されていたよりも弱かったことが浮き彫りとなり、FRBが今月中旬の金融政策会合から利下げを再開するとの期待を下支えした。
金融やITの銘柄を中心に買いが入った。
ゴールドマン・サックスは3.0%高、JPモルガン・チェースは1.7%高、エヌビディアは1.5%高。ダウ平均の構成銘柄ではないが、グーグル親会社のアルファベットは2.4%高。
この日、新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)17」シリーズを発表した米アップルは、投資家に期待外れと受け止められ、1.5%安だった。
ユナイテッドヘルス・グループがダウ平均の上昇をけん引し、8.7%高。来年、同社のメディケア・アドバンテージに加入する人の大半が高格付けのプランに入る見込みだと明らかにし、連邦政府から同社への支払額が増えるとの投資家の期待が高まった。
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