✅ダウ-0.51%
✅ナス+0.34%
✅SP500-0.07%
7日のニューヨーク株式相場は、米経済の先行き懸念を背景に売りが出て反落。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比224.48ドル安の4万3968.64ドルで終了。
一方でハイテク株中心のナスダック総合指数は続伸し、73.28ポイント高の2万1242.70と、史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3074万株減の11億7335万株。
米労働省がこの日発表した新規の失業保険申請(季節調整済み)は、2日までの1週間で前週比7000件増の22万6000件となり、市場予想を上回った。
さらに失業保険受給者総数は7月26日までの1週間で197万4000人と、3万8000人の増加。労働市場の悪化懸念は相場の重荷となった。
トランプ米政権は7日、貿易相手国・地域に対する新たな相互関税を発動したが、世界経済に及ぼす打撃が警戒されている。
またトランプ大統領は6日には、米国に輸入される半導体に「約100%の関税を課す」と表明。ただ、米国内で製造しているか、または製造を約束している企業は対象外とする方針が好感され、エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなどは上昇した。
一方でアップルは3.2%高。前日の1000億ドルの追加投資発表も好感された。

コメント