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17日のニューヨーク株式相場は、業績見通しを引き下げた米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループに売りが膨らみ、3日続落。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2288万株増の12億978万株。
ユナイテッドヘルス・グループは22%超安とダウ平均を押し下げた。同社は2025年通期の業績見通しについて、調整後1株当たり利益の予想を従来の「29.50~30.00ドル」から「26.00~26.50ドル」へと大幅に下方修正した。
また、この日は米中貿易摩擦の激化への懸念を背景に、半導体大手エヌビディアは2.9%下げた。中国向け人工知能(AI)半導体が米政府の輸出規制対象となったことが引き続き嫌気された。
日系証券筋は「関税を含むトランプ大統領の政策の不確実性が高い状況で、企業の業績見通しの下方修正などの要因となっている」と指摘した。
そのほかの個別銘柄では、アマゾン、マイクロソフトが1%近く下げた。アムジェンは約2%安。
一方で、ボーイングは3.5%高。シェブロンは1.9%高、ホーム・デポは2.6%高だった。イーライリリーは14%超上伸。同社は17日、肥満症治療薬候補として開発中の経口薬について後期臨床試験(治験)の良好な結果を発表した。
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