✅ダウ+0.65%
✅ナス-3.07%
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週明け27日のニューヨーク株式相場は、中国の人工知能(AI)台頭が警戒され半導体株が売られる一方、小売りや消費財の銘柄が安全資産として買われる中で反発。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比289.33ドル高の4万4713.58ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は612.47ポイント安の1万9341.83と急落して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2億0207万株増の11億4727万株。
中国の人工知能(AI)開発企業「ディープシーク」が手掛ける生成AIサービスの人気急上昇を受け、米競合が想定していたよりも低コストの半導体や少ないデータでAIを開発、運用できるのではないかとの観測が高まった。
AI半導体をけん引するエヌビディアは17.0%安、AI事業に多額を投じているマイクロソフトなども大幅に下げた。
AI銘柄から資金が逃げ、ヘルスケアや一般消費財、生活必需品といったディフェンシブ銘柄に買いが入り、こうした業種の比重が高いダウ平均は値上がりした。
逃避資金は債券買いにも向かい、米長期金利が低下。
ドルは主要通貨に対し下落した。
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