✅ダウ-0.65%
✅ナス-1.79%
✅SP500-1.20%
週明け15日のニューヨーク株式相場は、米長期金利上昇が圧迫要因となり、ハイテク株主導で6営業日続落。
朝方は米金融大手ゴールドマン・サックスの堅調な四半期決算が好感されたほか、先週を通じて売られた反動で買いが先行し、ダウの上げ幅は一時400ドルを超えた。
一方、午前に公表された米小売売上高で市場予想を上回る個人消費の力強さが示され、米長期金利が上昇。ハイテク株を中心に徐々に売りが膨らみ、ダウはじりじりと上げ幅を縮小し、午後にマイナス圏に沈んだ。
週末にイランがイスラエルを攻撃したが、ほぼ全ての迎撃に成功。午前は12日に比べると、いったん警戒感がやや後退したが、報復の連鎖による中東情勢悪化を巡る懸念は払拭(ふっしょく)されておらず、取引終盤のダウは軟調な展開が続いた。
11日に終値の過去最高値を更新したばかりのナスダックは1.8%下落し、1万6000を割り込んで取引を終えた。
CMEグループのフェドウオッチによると、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げが決まる確率は、15日午後時点で約22%と、12日の約27%から低下した。
相次ぐ強めの米経済指標で利下げ期待が後退している。
人員削減計画を明らかにしたテスラは急落し、5.6%安。
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