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米国株ダウ小幅反発、39ドル高。景気先行きに懸念も。

米国株式
✅ダウ+0.12%
✅ナス -1.23%
✅SP500-0.50%
週末13日のニューヨーク株式相場は、米経済指標で景気の先行きに対する懸念が浮上する中、小幅反発。
この日発表されたJPモルガン・チェースなど米金融大手の堅調な決算が相場を支え、ダウの上げ幅は一時300ドルを超えた。
ところが、米ミシガン大が公表した消費者調査の内容悪化や、中東情勢への懸念も相まって、ダウはマイナス圏に沈む場面もあった。ナスダックも序盤から下げ幅を拡大した。
決算を開示した銀行のトップからは、米経済の先行きを警戒する発言が相次いだ。JPモルガンのダイモン最高経営責任者(CEO)は、底堅い労働市場などが「インフレを高止まりさせ、さらなる金利上昇を招くリスクがある」と指摘。シティグループのフレーザーCEOは「支出が減速しており、消費者の警戒感が高まっている」との見解を示した。
個別銘柄では、原油高を背景にシェブロンが1.8%高、好決算だったユナイテッドヘルス・グループが2.6%高。一方、ボーイングは3.3%安、インテルは2.4%安。
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