✅ダウ-0.22%
✅ナス +0.67%
✅SP500+0.00%
週明け2日のニューヨーク株式相場は、米金融引き締め長期化を巡る懸念が根強い中、続落。 米議会上下院は9月30日、11月半ばまでのつなぎ予算案を賛成多数で可決。バイデン米大統領の署名を経て法が成立した。一部政府機関が閉鎖され、雇用統計など重要指標の発表が遅れ、景気に関する不透明感が増すとの懸念が後退。取引序盤のダウはマイナス圏で推移したものの、底堅く推移した。 午前に発表された米サプライ管理協会(ISM)の9月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)は前月実績から上昇し、市場予想も上回る内容。同統計を受けて金融引き締め長期化を巡る懸念が意識される中、地合いが悪化し、ダウの下げ幅は一時250ドルを超えた。 ただ、今週は米雇用統計の発表を控えており、その後は売りは膨らまなかったが、上値も重く、軟調な展開が続いた。 市場では「この日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長らFRB高官の発言は(踏み込んだ内容ではなく)さほど相場には響かなかった」(日系証券)との指摘が聞かれた。
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