米国株 ダウ3日ぶり反発、184ドル高長期。長期金利低下を好感。

23日のニューヨーク株式相場は、高止まりしていた米長期金利の低下を好感し、3営業日ぶりに反発。

米S＆Pグローバルがこの日発表した米製造業購買担当者景況指数（PMI）速報値は前月から低下し、市場予想を下回った。これを受けて、連邦準備制度理事会（FRB）による金融引き締めの長期化懸念が後退し、長期金利の指標である10年物米国債の利回りは4．2％前後に低下。アップルやインテル、マイクロソフトなどハイテク株が買われた。

引け後に2023年5～7月期決算を公表するエヌビディアは3．2％高。好業績への期待から買いが膨らんだ。米メディアによると、同社の売上高と調整後の1株利益は市場予想を上回った。