✅ダウ+0.29%
✅ナス-0.43%
✅SP500+0.00%
11日のニューヨーク株式相場は、3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見姿勢が広がる中、続伸。 12日午前に米労働省が発表する3月のCPIは前月比0.2%上昇、変動の激しい食品とエネルギーを除くコア指数は同0.4%上昇と、いずれも前月から伸びが鈍化すると予想。インフレ減速や米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ早期停止への期待から、景気敏感株を中心に買いがやや優勢な展開。 シカゴ連邦準備銀行のグールズビー総裁は11日の講演で、3月の米中堅銀行2行破綻に端を発した信用不安を背景にした与信厳格化の動きを踏まえ、「利上げの行き過ぎに注意するべきだ」と述べ、慎重に判断する必要性を強調した。早期の利上げ停止への期待が高まっているが、様子見ムードも強く、積極的な取引は控えられた。 一方、長期金利の低下に一服感が出ているのを受け、ハイテク株は売りが先行した。アップルは0.8%安、シスコシステムズが1.4%安、マイクロソフトが2.3%安、セールスフォースが1.4%安となり、ダウ平均の重荷となった。 今週末以降、米企業の1~3月期決算発表が本格化。ロイター通信によると、S&P500種指数の構成企業は、前年同期比5.2%の減益が予想されており、年初時点の1.4%増益から見通しが大きく悪化した。「米利上げの影響が出始め、景気全体に広がりつつある」(英調査会社)と警戒感が強まっている。
リンク
リンク
リンク
リンク
リンク
コメント