12日のニューヨーク株式相場は、米経済指標を受けてインフレ再燃に対する警戒感が強まる中、3営業日ぶりに反落。
米労働省がこの日発表した1月の米消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.0%と前月(2.9%)から加速し、4カ月連続で拡大。市場予想(2.9%=ロイター通信調べ)も上回った。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸び率も3.3%と予想を上回った。
インフレの根強さが示され、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退。
ダウ平均は一時480ドル超下げ。
米長期金利の上昇も重荷。
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