✅ダウ-0.32%
✅ナス -2.43%
✅SP500-1.43%
25日のニューヨーク株式相場は、一部IT大手の決算や米長期金利上昇が嫌気されてハイテク株に売りが広がる中、反落。
米グーグルの親会社アルファベットが前日発表した四半期決算は増収増益だったが、中核事業であるクラウド部門の売上高の伸び減速が嫌気されて同社株は急落。今後明らかになるアマゾン・ドット・コムといった大手IT企業の業績への警戒感が強まり、ハイテク株は総じて売られやすい地合いとなった。
また、朝方発表された新築住宅販売統計が堅調な内容となったことなどを受け、米長期金利の指標となる10年物国債の利回りが再び5%に向けて上昇。
これもハイテク株などの圧迫要因となり、ダウはプラス圏で推移する場面もあったが、終日上値が重い展開が続いた。アルファベットは約9.5%下げ、ナスダックは約2.4%安で引けた。
市場では「この日は相場に響くような中東情勢のニュースはなかった。26日に発表される国内総生産(GDP)統計が上振れると、長期金利が上昇する可能性があるため注目される」(日系証券)との声が聞かれた。
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