✅ダウ+0.53%
✅ナス +0.46%
✅SP500+0.40%
22日のニューヨーク株式相場は、中東情勢を巡る警戒感が後退し、買い安心感が広がる中、反発。
イスラエルとイスラム組織ハマスは22日、それぞれが拘束する受刑者や人質の一部を解放し、戦闘を少なくとも4日間休止することで合意。市場でこれまで注視されてきた地政学的リスクが和らぎ、ダウは序盤から買い優勢で推移した。
午前に発表された米物価関連指標で米長期金利が上昇する場面があったものの、午後には金利が水準を切り下げ、さほど株式相場の逆風とはならなかった。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)が現在の金融引き締め局面での追加利上げを見送るとの観測も根強く、ダウは終盤まで堅調な値動きを維持した。
業種別では、原油安を眺めてエネルギー株が総じて軟調。この日は感謝祭祝日の前日で薄商いだった。祝日明け24日に取引は再開されるが、早じまいとなる。
2023年11月24日(金)は、ニューヨーク証券取引所においてアメリカ東部時間午後1時(日本時間翌朝3時)に取引終了。
市場では「金利がこのまま落ち着いた動きを保てばクリスマスラリーを迎えられる可能性がある」(日系証券)との声が聞かれた。
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