✅ダウ+0.66%
✅ナス +1.38%
✅SP500+0.93%
週末3日のニューヨーク株式相場は、米雇用統計を受けて労働市場の過熱感への警戒感が薄れ、米国の追加利上げ観測が後退する中、5日続伸。
朝方発表された10月の雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数は前月比15万人増加。伸びは前月実績から大幅に縮小し、市場予想も下回った。
同統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の追加利上げを見送るとの見方が強まり、ダウは取引序盤から買いが先行。
米サプライ管理協会(ISM)のサービス業購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を下回ったことも相場の支援材料となり、ダウは終日堅調な値動きを維持した。
雇用統計を眺めて米長期金利が急低下したことも好感され、ハイテク株を中心に買いが広がった。
1日のパウエルFRB議長の記者会見は利上げに積極的ではないと受け止められた上、雇用統計で前月ほどの力強さが見られなかったことが追い風となり、今週のダウの上げ幅は計1600ドルを超えた。ナスダックは6営業日続伸した。
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