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21日のニューヨーク株式相場は、米追加利上げへの警戒感が根強い中、ハイテク株主導で3営業日続落。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこの日、連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーのほぼ全員が「年末までさらにいくらか利上げすることが適切と予想している」と、米議会で証言。「インフレ圧力は引き続き高い」として、追加利上げに前向きな姿勢を示した。
事前に伝わった発言内容を受け、取引序盤からダウは売り先行の展開。米長期金利上昇を受けて割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが膨らんだ。
ただ、売り一巡後はパウエル氏の発言で予想外のタカ派姿勢を感じられなかったと市場で受け止められ、中盤のダウはプラス圏に浮上。方向感に乏しい展開に転じた。
米長期金利は上げ幅を削ったものの、この日はこのところの半導体株などの上昇を受けたハイテク株の売り圧力が強く、ダウは終盤に再び売りに押された。
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