✅ダウ+1.14%
✅ナス+1.46%
✅SP500+1.11%
5日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権が4日に発動したカナダとメキシコへの関税について、自動車への適用を1カ月免除すると発表したことが好感され、3営業日ぶりに反発。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億1614万株減の12億6654万株。
高関税政策の先行きを見極めたいとの思惑から、ダウ、ナスダックともに序盤は売り買いが交錯した。
マイナス圏に沈む場面もあったが、貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」に準拠した自動車への関税賦課を1カ月猶予する米政権の方針を受け、景気減速に対する過度な警戒感が後退。
自動車や金融などの銘柄に買いが膨らみ、相場が押し上げられた。
市場では、景気などへの配慮から「個別の業界や国ごとに関税を緩める事態が今後も出てくる」(日系証券)と予想する声もある。
今週に入ってからダウ終値の下げ幅は2日間で1300ドルを超えた。
足元で大きく売られたことから安値拾いの買いが入りやすい地合いだったことも影響し、上げ幅は一時600ドルを超えた。
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