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週末15日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの観測が重荷となり、続落。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億352万株増の11億5005万株。
パウエルFRB議長は前日の講演で、底堅い米景気を踏まえ、利下げを急ぐ必要がないと強調した。
12月の追加利下げが見送りになる可能性が引き続き意識され、米長期金利が上昇。ハイテク株を中心に売りが先行した。
堅調な米経済指標も相場の押し下げ要因となった。
米商務省が15日発表した10月の小売売上高は前月比0.4%増と予想を超過。利下げペースが鈍るとの見方に拍車をかけた。
トランプ次期大統領が掲げる経済政策を織り込んで関連銘柄を取引する「トランプ・トレード」も勢いが失速気味だ。短期間で相場が急騰しただけに高値警戒感から利益確定売りも出ている。
モデルナやファイザーなどワクチン・製薬株にも売りが出た。トランプ氏がワクチン懐疑派のロバート・ケネディ・ジュニア氏を厚生長官に指名したことが嫌気された。
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