週末5日のニューヨーク株式相場は、堅調な米雇用統計を受けて早期利下げ観測が後退する中、小幅続伸。
朝方発表された昨年12月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数が伸びが前月から拡大し、市場予想も上回った。連邦準備制度理事会(FRB)による3月の利下げ観測が改めて後退し、相場の重荷となった。
一方、米サプライ管理協会(ISM)が公表した昨年12月のサービス業購買担当者景況指数(PMI)が弱含んだ内容で長期金利が一時的に低下したため、ダウが買われた。ただ、その後は売り買いが交錯する展開が続き、ダウはマイナス圏に沈むなど方向感を欠いた。
コメント