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週明け28日のニューヨーク株式相場は、米国と欧州連合(EU)の関税合意への評価が割れる中、反落。
ナスダック総合指数は70.26ポイント高の2万1178.58と、4営業日連続で史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比7495万株増の10億2530万株。
米国がEUに課す関税について、15%に引き下げることで双方が27日に合意した。
市場では、高関税を巡る不透明感の後退が好感された半面、対米投資などの合意内容が「不明瞭」(市場参加者)との見方が広がり、売り買いが交錯。
開催中の米中関税協議の動向を見極めたいとの思惑も重なり、ダウはおおむねマイナス圏で推移した。
今週は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合に加え、7月の米雇用統計などの経済指標や、アマゾン・ドット・コムといった巨大テック企業の決算発表が控える。
重要イベントが相次ぐ中、様子見ムードが漂ったことで相場の上値が抑えられた。
一方、生成AI(人工知能)の成長見通しが引き続きナスダック相場を押し上げた。

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