✅ダウ-0.36%
✅ナス+0.78%
✅SP500+0.16%
29日のニューヨーク株式相場は、米長期金利の高止まりが嫌気される中、反落。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比154.52ドル安の4万2233.05ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は145.56ポイント高の1万8712.75と、7月上旬以来約3カ月半ぶりに史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3086万株増の9億234万株。
来月5日投開票の米大統領選は、減税などを掲げる共和党候補のトランプ前大統領がやや優勢との見方が広がる。
同氏の大統領返り咲きで財政赤字の拡大は避けられないとの観測を背景に、足元の米長期金利が一時上昇。ダウ銘柄の多くが値を下げた。
ただ、米景気に対する楽観論を受けてダウは一時プラス圏に浮上した。
引け後に公表する決算への期待からIT大手グーグルの親会社アルファベットは1.8%高。
翌日に決算発表を控えるメタも2.6%高と伸長し、ナスダックを押し上げた。
市場参加者は「人工知能(AI)への成長期待でダウからナスダックに資金が流入した」と解説。
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