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週末5日のニューヨーク株式相場は、米雇用統計の軟化を受けて年内の米利下げ観測が広がり、反発。
ナスダック総合指数は、4営業日連続で史上最高値を更新。
米労働省がこの日朝方に発表した6月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比20万6000人増と、市場予想を上回った。
一方、平均時給は前年同月比3.9%上昇と伸びが減速したほか、4、5月の非農業部門の就業者数が計11万1000人下方修正され、雇用情勢が弱含んでいることを示唆。
市場では、インフレ圧力が緩和に向かっているとの見方から、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るとの観測が台頭。ダウは引けにかけて上げ幅が拡大した。
長期金利が低下し、アップルやメタ(旧フェイスブック)などハイテク銘柄に買いが入った。
投資家が重視するS&P500種株価指数も最高値を塗り替えて取引を終えた。
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