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週末12日のニューヨーク株式相場は、この日発表された米経済指標で景気の先行きに対する不安が高まったことを受け、小幅続落。
米ミシガン大学が発表した消費者調査によると、5月の景況感指数(暫定値)は57.7となり、前月(確報値)の63.5から低下した。昨年11月以来最低の水準で、景気動向への懸念が高まった。
また、5年先期待インフレ率は3.2%と約12年ぶりの高水準に上昇。市場では「景気後退とインフレが同時に進むスタグフレーションのような状況に陥る可能性が意識」(日系証券)され、相場の重しとなった。
インフレ期待の高さが示されたことで、2年物や10年物の米国債利回りが急伸。取引序盤では値上がりしたハイテク株が逆風を受け、マイナス圏に沈んだ。
一方で、景気変動の影響を受けにくい生活必需品やヘルスケア関連の銘柄が積極的に買われたことで、一時200ドル近く値下がりしたダウは取引終盤にかけ下げ幅を縮めた。
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