✅ダウ+0.22%
✅ナス +0.93%
✅SP500+0.38%
週明け17日のニューヨーク株式相場は、今週の米主要企業の決算公表が待たれる中、ハイテク株や金融株主導で買われ、6営業日続伸。
この日は主要経済指標や注目企業の決算の発表に乏しく、手掛かり難となった。
ダウは取引序盤はもみ合いで推移した後、このところ堅調なハイテク株に買いが集まったほか、決算への期待から金融株も物色され、終値で年初来高値を更新した。
今週はバンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックスなどの金融株やテスラの決算発表を控えており、内容を見極めたいとの警戒感も強かった。
前週明らかにされた米経済指標で物価上昇圧力の鈍化が確認されたため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ局面が近く終わるとの期待感が引き続き、投資家心理の下支え要因だった。
この日は通信株が軟調だった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は9日、AT&Tなど米通信大手が有毒な鉛で覆われたケーブル網を全米に放置していると調査に基づいて報道。前週から売りが優勢な展開となっており、ダウ銘柄のベライゾン・コミュニケーションズは大幅安となり、上値を抑えた。
朝方発表された7月のニューヨーク州製造業景況指数は2カ月ぶりに低下したが、市場予想を上回り、相場への影響は限定的だった。
コメント