✅ダウ+0.37%
✅ナス +0.07%
✅SP500+0.23%
6日のニューヨーク株式相場は、米景気に対する楽観的な見方が根強い中、反発。
朝方は米主要経済指標などの手掛かりに乏しかったが、ダウは前日に270ドル余り下げた反動もあり、買いが優勢な展開。上げ幅は一時160ドルを超えたが、取引序盤の買い一巡後は上値を削った。
その後はプラス圏は維持したものの、上値を追うには強材料に欠け、大半の取引で3万8400ドル台を中心に比較的狭いレンジでの値動きが続いた。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言で早期の米利下げ観測は後退しているが、米企業決算も堅調な内容が目立つ中、米景気に対する楽観的な見方は多く、ダウは引け際に上げ幅を拡大して取引を終えた。
米利下げの見通しを探る上でミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁、クリーブランド連銀のメスター総裁らFRB高官の発言がこの日は注目されていたものの、相場への反応は限られた。
先週以降売り込まれているニューヨーク・コミュニティー・バンコープは20%超急落。米地銀の経営に対する警戒感が再燃している。
コメント