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18日のニューヨーク株式相場は、早期の米利下げ期待が後退する中を大型のヘルスケア銘柄がけん引し、反発。
米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループが、同業の好決算を受け3.0%上昇。ダウ平均への影響が大きい銘柄のため、全体を押し上げた。
一方、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を背景に利下げ観測が後ずれした影響で、ダウ平均は一時マイナス圏に沈むなど上値の重い展開だった。
ロイター通信によると、ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁はこの日、利下げを急ぐ必要はないとの認識を示したほか、必要に応じて追加利上げの可能性を排除しない考えも述べた。
アトランタ連銀のボスティック総裁も、年末まで利下げできる状況にならないと語ったと報じられた。
市場が織り込む年内の利下げ回数は、2回を下回るまでに減少している。
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