✅ダウ+0.60%
✅ナス+0.21%
✅SP500+0.32%
24日のニューヨーク株式相場は、米スポーツ用品大手ナイキの買いが先行し、5営業日続伸。
ダウは史上最高値を更新して終了。
投資家が重視するS&P500種株価指数は2日連続で最高値を塗り替えて取引を終えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5億1115万株減の4億4282万株。
ナイキは4.6%高と、相場をけん引した。同社取締役を務めるIT大手アップルのクック最高経営責任者(CEO)による株の買い増しが好感された。
この日は短縮取引だったため、積極的な取引は手控えられた。
年末年始は休暇を取る市場参加者が多く、売りが出にくいことから、相場は上昇する傾向にある。
米労働省がこの日発表した新規失業保険申請件数は、20日までの1週間で前週比1万件減の21万4000件と、2週連続で改善。雇用が警戒していたほど悪化していないとの見方から、買い安心感が広がった。
間もなく終了する年末商戦も比較的好調。金融などの銘柄も買われた。
人工知能(AI)への巨額投資が企業財務を悪化させるとの懸念が広がる中、市場参加者は「今後は出遅れ気味だった金融やヘルスケアに買いが入る」(日系証券)と予想。


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