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18日のニューヨーク株式相場は、人工知能(AI)の成長を巡る懸念からIT大手を中心に売られ、4営業日続落。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1147万株増の12億3661万株。
19日にエヌビディアの決算発表を控え、巨額のAI投資を進めるIT大手銘柄への高値警戒感が根強かった。
エヌビディアは2.8%安、マイクロソフトは2.7%安、アマゾン・ドット・コムは4.4%安と、ダウ平均の下落を主導。
米連邦準備制度理事会(FRB)による次回12月会合での利下げ観測後退も市場心理を圧迫した。
この日決算を発表したホーム・デポは6.0%安。業績予想の下方修正などが嫌気された。
ダウは12日に付けた史上最高値から計2100ドル超下げた。約1カ月ぶりに4万6000ドル近辺まで下落した。
市場関係者は「相場は10月までにAI期待や米利下げ観測を織り込んで急上昇し過ぎており、足元で調整が起きている」(日系証券)との見方を示した。
代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインの相場はこの日急落し、一時1単位当たり9万ドルを割り込んだ。金融市場全体で投資家の強気姿勢が後退している。
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