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16日のニューヨーク株式相場は、米地銀の融資を巡る懸念が投資家心理を圧迫し、続落。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6662万株増の12億3924万株。
米地銀持ち株会社ザイオンズ・バンコープはこの日、融資先による不正行為を受け、近く開示する決算に損失を計上すると発表した。
他の地銀持ち株会社も融資に絡んだ訴訟提起を明らかにしたことで、地銀経営や景気先行きに対する懸念が浮上。大手行を含めた金融株などの売りが膨らみ、相場が押し下げられた。
人工知能(AI)の成長拡大見通しや、これまで発表されたJPモルガン・チェースなど金融大手の決算が景気の底堅さを示唆する内容だったことから、ダウなどは上昇して取引を開始。
ただ、米政府機関の一部閉鎖が長期化する懸念や、米中通商摩擦を巡る不透明感も重なり、買いの勢いは失速した。
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