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14日のニューヨーク株式相場は、堅調な米銀行決算を好感した買いが優勢となり、続伸。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0827万株増の11億7645万株。
ダウ平均は米中対立への懸念を背景に、取引開始直後に600ドル超下げた。
ただ、米銀大手がこの日発表した7~9月期決算がいずれも底堅い内容で、米経済の見通しを巡る楽観が拡大。
金融や建設、住宅関連など景気動向に敏感な銘柄を中心に積極的に買われ、ダウは一時450ドル超高まで上昇した。
ただ、トランプ米大統領が取引終盤にSNSで、中国からの食用油購入停止を検討していると表明すると、上げ幅を縮めた。
ナスダックの下落幅は一時3ポイント程度まで縮小したが、終盤に再び拡大した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこの日行った講演で、「雇用とインフレの見通しは9月の前回会合時点とさほど変わっていないようだ」との見方を示した。米国の成長は以前の予想よりも底堅い可能性があるとも指摘。しかし、雇用のダウンサイドリスクは上がったようだとも語り、市場の利下げ期待継続に寄与した。
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