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1日のニューヨーク株式相場は、米製薬大手などヘルスケア関連株に買いが入り、4営業日続伸。
ダウは、2日連続で史上最高値を更新して取引を終えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億5542万株減の13億0419万株。
トランプ米大統領は前日、米国内の一部薬価の引き下げで製薬大手ファイザーと合意したと発表。
課される恐れがあった医薬品関税の対象から同社製品が3年間除外されることになった。他の企業も政権と同様の合意を結ぶとの期待が広がる中、製薬株は上伸。
ファイザーは6.8%高、メルクは7.4%高となった。
一方、米連邦政府は1日、政府機関の一部閉鎖に追い込まれた。
2025会計年度(24年10月~25年9月)末を迎えたが、財政資金を確保するつなぎ予算案が与野党の対立で議会通過できず、9月30日深夜に予算切れとなった。
これを受け、9月の米雇用統計など重要な経済指標の発表が延期され、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の不透明感が高まるとの警戒感が広がった。
ただ、日系証券筋は「市場では与野党の交渉が短期で妥結するとの期待感もある」と指摘した。
米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した9月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は前月比3万2000人減と、市場予想(ロイター通信調べ)の5万人増を下回った。
米サプライ管理協会(ISM)が発表した9月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.1と、市場予想(49.0=ロイター通信調べ)を上回った。発表後、相場の動きは限定的。
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