✅ダウ+0.63%
✅ナス+0.47%
✅SP500+0.51%
週明け30日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権による各国との貿易協議進展への期待から3営業日続伸。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比275.50ドル高の4万4094.77ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は96.27ポイント高の2万0369.73と、2営業日連続で史上最高値を更新して引けた。
投資家が重視するS&P500種株価指数も2営業日連続で最高値を突破して取引を終えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比14億6363万株減の14億8171万株。
カナダ政府は29日、トランプ米大統領が打ち切りを表明した貿易交渉について、再開することで両国が合意したと発表。
相互関税の上乗せ分の適用停止期限を7月9日に控え、米国と貿易相手国の協議が加速するとの楽観が広がり、金融やIT関連を中心に買いが膨らんだ。
米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測も相場を下支えした。
市場では9月までの利下げ開始が9割超織り込まれている。
ダウ平均の構成銘柄では、米大手行がFRBによる今年のストレステスト(健全性審査)を通過したと伝わったことを背景に、ゴールドマン・サックスが2.5%高、JPモルガン・チェースが1.0%高。IT大手の中で出遅れ感があったアップルは取引終盤に積極的に買われ、2.0%高。27日に急上昇したボーイングはこの日売られ、2.3%安。

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