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8日のニューヨーク株式相場はトランプ米大統領が英国との貿易交渉で合意したと発表したことが好感され、続伸。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9282万株増の12億3859万株。
米国に追加関税を課された主要な貿易相手国との交渉での最初の合意案件を受け、ダウは一時650ドル超上昇した。
日系証券筋は米英の発表を受け、週末にスイスで開かれる予定の米中貿易協議の進展期待も高まったと指摘した。
米労働省が朝方発表した新規失業保険申請件数は、前週比1万3000件減の22万8000件と、3週ぶりに改善した。申請件数は市場予想(ロイター通信調べ)の23万件も下回ったが、反応は限定的だった。
個別銘柄では、ボーイングやウォルト・ディズニー、アメリカン・エキスプレスが約3%上昇。半導体株の一角も堅調だった。
トランプ氏が人工知能(AI)向け半導体の輸出規制強化策を見直す方針との報道が好感される中、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は1.3%高、エヌビディアは0.3%高となった。
一方、クリスピー・クリーム・ドーナツは24%超下落。2025年1~3月期決算で売上高が市場予想を下回ったほか、25年通期の業績見通しを撤回したため、失望売りが殺到した。
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