✅ダウ-0.25%
✅ナス+1.24%
✅SP500+0.37%
週明け16日のニューヨーク株式相場は、今週に米金融政策会合を控える中、8営業日続落。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比110.58ドル安の4万3717.48ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は247.17ポイント高の2万0173.89と、史上最高値を更新。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比2億1924万株増の11億0214万株。
市場では17、18日の両日開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.25%の追加利下げが決定されると予想されている。会合後に公表される参加者による政策金利見通しに注目が集まっており、この日は様子見ムードも強かった。
この日発表された中国の経済統計で内需の弱さが示されたことは圧迫材料となり、エネルギー株などが軟調だった。ダウ構成銘柄では、シェブロンが3%近く下落。キャタピラーやスリーエムといった景気敏感株の一角も下げた。ユナイテッドヘルス・グループは4%超下げた。
一方、航空宇宙事業の分離を模索していると伝わったハネウェル・インターナショナルが3.7%高。ボーイングは2.1%高だった。
テスラは6.1%高、アルファベットは3.5%高となり、ナスダックを押し上げた。
市場関係者は「来年のトランプ次期米大統領就任後に規制が緩和され、自動運転の開発・普及が加速するとの期待感が広がっている」(日系証券)と指摘。
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