✅ダウ-0.53%
✅ナス-0.66%
✅SP500-0.54%
12日のニューヨーク株式相場は、強弱まちまちな米経済指標を受けて売り買いが交錯する中、6営業日続落。
米労働省がこの日発表した新規失業保険申請件数は前週比1万7000件増の24万2000件と市場予想を上回り、雇用情勢が悪化していることを示唆。
一方、同省が公表した11月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.4%上昇と、予想を超過し、インフレの根強さを示す内容だった。
ただ、市場では「今までの(インフレ低下)基調から逸脱していない」(日系証券)との見方が広がった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の金融政策会合で追加利下げを行うとの観測が維持され、ダウはプラス圏に浮上する場面もあった。
前日に初めて2万の大台を突破したナスダックは利食い売りが先行した。
ニューヨーク証券取引所ではこの日、トランプ次期米大統領が取引開始を知らせるベルを鳴らした。
同氏は「大幅な減税を行い、他のどの国にもなかったようなインセンティブを与える」と強調した。
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