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10日のニューヨーク株式相場は、米景気に対する楽観が後退し、3日ぶりに反落。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3429万株減の7億9527万株。
この日発表された米国の失業保険申請件数は前週比3万3000件増の25万8000件で、2週連続で悪化した。
市場では、9月末から今週にかけて米南部を襲った二つの大型ハリケーン被害が「雇用に響く」(日系証券)との不安が高まり、幅広い銘柄が売られた。
アトランタ連邦準備銀行のボスティック総裁は米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)がこの日掲載したインタビューで、11月の利下げ見送りに「問題はない」と述べた。
連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ期待が低下し、ハイテク株などを下押しした。
同日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.4%上昇と市場予想をやや上回ったが、インフレの鈍化基調が確認され、相場への影響は限られた。
原油高を背景に、エネルギー株は買われた。
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