✅ダウ+0.56%
✅ナス-2.05%
✅SP500-0.87%
週末19日のニューヨーク株式相場は、金融、ヘルスケア銘柄に買いが入り、2日続伸。
米主要経済指標の手掛かり難だったが、朝方好決算を発表したアメリカン・エキスプレスが大幅高となる中、ダウは取引序盤から買い優勢の展開。
イスラエルによるイランへの報復攻撃が伝わったものの、中東情勢に対する懸念が過度には高まらず、投資家心理を悪化させる要因とはならなかった。
この日はエヌビディアなど半導体株が売り込まれ、ハイテク株が極めて軟調だったが、金融やヘルスケア銘柄などが買われ、ダウは終日堅調な値動きを維持した。
一方、ナスダックの下落率は2%を超えた。
11日に終値の過去最高値を更新したが、その後6営業日続落している。
CMEグループのフェドウオッチによると、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げが決まる確率は、19日午後時点で約19%と、1カ月前の約56%から急低下した。
来週は1~3月の国内総生産(GDP)速報値、個人消費支出(PCE)物価指数が公表されるが「大まかな数字は分かっているので(株式市場での注目はマイクロソフトなど大手)IT企業の決算ではないか」(日系証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄では、アマゾン・ドット・コムが2.6%安。インテルが2.4%安。マイクロソフトが1.3%安。
2025年から有料会員数の公表を取りやめると明らかにしたネットフリックスは9.1%安。
エヌビディアは10%安。
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