✅ダウ+0.12%
✅ナス +0.90%
✅SP500+0.52%
29日のニューヨーク株式相場は、インフレに対する懸念が和らぐ中を半導体銘柄が主導し、4営業日ぶりに反発。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比47.37ドル高の3万8996.39ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数の終値は144.18ポイント高の1万6091.92と、約2年3カ月ぶりに史上最高値を更新した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8億5311万株増の17億4817万株。
この日発表の1月の米個人消費支出(PCE)物価指数はおおむね市場予想通りで、「インフレの鈍化傾向が示された」(日系証券)。買い安心感が広がり、半導体など人工知能(AI)関連の事業を手掛ける企業に積極的な買いが入った。
PCEの結果を受け、市場参加者からは米利下げの開始時期について「5月に始まる可能性が残っている」(オックスフォード・エコノミクス)といった見方や、「6月の開始をサポートする内容」(野村証券)との声が聞かれた。こうした観測を背景に長期金利が低下したことも株価を下支えした。
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