✅ダウ+0.43%
✅ナス +0.19%
✅SP500+0.26%
週末15日のニューヨーク株式相場は、ハイテク株に買いが入る中、7営業日続伸。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比56.81ドル高の3万7305.16ドルと3日連続で過去最高値を更新して終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は52.36ポイント高の1万4813.92で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比23億3956万株増の38億4759万株。
ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁はこの日、米CNBCテレビのインタビューで、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げに消極的な姿勢を表明。来年3月の利下げ観測が後退し、朝方のダウは売り先行で始まった。
今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエルFRB議長の記者会見を受け、利下げを巡る楽観論が広がり、ダウは前日も2日連続で過去最高値を更新。利益確定売りが出やすく、取引時間の大半で上値が重い展開が続いた。
ただ、FOMC通過後の市場ではなお米景気に対する強気な見方が根強く、取引終了間際にハイテク株などに買いが膨らみ、ダウはプラス圏に浮上した。市場では「市場は楽観に傾いている」(日系証券)との指摘が聞かれ、7営業日での上げ幅は1200ドルを超えた。
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